2015年10月30日
こんにちは!
今回のテーマは、異常は無かったけれど痛みが残っている場合
のお話です。
よく患者様の問診をしている時に、
・数ヶ月前にケガをしたのだけど、痛みが取れない。
・レントゲンでは異常が無かったのに痛い。
・年齢のせいですと言われてしまい、もう諦めている。
・ケガをしてから他の場所まで痛くなってきた。
などなど、色々な話を聞きます。
交通事故に遭われてムチウチ症になった方が、事故からしばらく経って痛みを感じることもあるように、
実際に骨には異常が無くても痛みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。
どんな肉離れや靭帯の断裂があったとしても、
おおむね3週間も経過すれば治っていいはずです。
しかし現実に、原因が分からないまま
痛み止めや湿布でず〜っと我慢し続けている方が多い。
そしてそのような方々を救済するために、
私達は日々治療にあたっております。
このような場合は筋肉や靭帯、腱などのいわゆる
「軟部組織」と呼ばれる部分が原因となっている痛みです。
患部がどうなっているかを観察するため、当院ではエコー観察装置を使用します。
その他、関節を動かした時の筋肉の抵抗感など、触診や徒手検査を加えていきながら
より詳しく観察していき根本原因を探ります。
全てを把握する事は正直難しいです。
しかしただ放っておいて治るのを待つだけの生活をするより、
治療をする価値は間違いなくあります。
痛みを抱え続けて心身ともに落ち込む生活を送るよりも、
自分自身が何かしら、治すための努力をされることで可能性はあります。
健康で長生きする事は、誰もがそれを願っています⭐️
私達は一人でも多くの笑顔を作れるよう、これからも頑張ります😊