2016年10月13日
こんにちは😃
ここ数日は朝晩と冷えが強くなってきましたね!
最近来られる患者さんで肘の痛みを訴える患者さんがいらっしゃいます。
特に肘の外側の痛みが強く来院される方が多く見られます。
この疾患名は「テニス肘」といい、正式名称は「外側上顆炎」といいます。
テニス肘といいテニスのバックハンドの際に痛みが出ることが特徴とされていますが、実際は手で細かい作業をされる方やパソンコ操作をされる方々にもよく見られます。
当院では農作業で肘を痛められる方が多くいます。お話を伺うと重い物を持つ方にも肘の外側に負担がかかり痛みは出てきます。
これは肘の外側にある骨の出っ張りの部分に付く筋肉の使い過ぎからくる炎症とされています。
外則上顆には手首を返す筋肉が付着しています。
その中でも短橈側手根伸筋という筋肉が外側上顆炎に関与しています。
上腕骨外側上顆炎の症状は、物を持ち上げる瞬間や物をねじる瞬間に肘が痛くなるなどの症状が見られます。
ですが、安静時には痛みは出てきません。
ほとんどの場合、外側上顆炎は保存療法で治ります。
外側上顆炎は使い過ぎから痛みの出る要素があるので、患部に負担のかからないような動作をしたり、仕事上の動作を変える事で治ってきます。
治癒までには個人差がありますが、約1ヶ月ほどで痛みは気にならないほどになります。
それでも痛みが続くのであれば痛みを我慢せずに一度治療にお越し下さい!
自宅でできるセルフケアの指導など、精一杯治療させていただきます😊